2010年2月21日日曜日

Arduinoで紫外線を計測する

図1 UVセンサ G5842 データシート

UVセンサ G5842 を使用し、Arduinoで紫外線を計測してみます。
紫外線は太陽光以外ではほとんど反応しません。データシート「短絡電流の直進性」グラフによると、lx(ルクス)による出力電流が pA(ピコアンペア) から uA(マイクロアンペア)です。
つまり、紫外線によって変化する微少電流をオペアンプで電圧変換して、増幅してからArduinoにアナログ入力しなければなりません。
下記回路は、参考書籍に載っている回路をそのまま使いました。


回路図
今回もオペアンプはLMC6032INを使っています。


スケッチ
int val=0; //入力値の変数を用意し、0に設定

void setup(){
  // シリアル通信速度
  Serial.begin(9600);
}

void loop(){

  //ANALOG INの0番ピンを読み取りvalに代入
  val=analogRead(0);
  
  Serial.println(val,DEC);

  //1秒ループにする
  delay(1000);

  val = 0;
}


『センサ活用の素』

オペアンプについてはけっこうわかりやすく書いてあるのでおすすめ。PICで作る事を前提としていますが、Arduinoを使った回路に応用が効く記述が多いです。光・温度・湿度・超音波・ガス・圧力センサの実装回路が載っています。
今回は、紫外線センサの箇所を参考にさせていただきました。

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