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2011年5月10日火曜日

ぼかし肥料作り-1: Pachubeで発酵熱オンラインモニタリング

- Fermentation temperature of 'Slow working fertilizer' on Pachube -


ぼかし肥料とは、有機肥料を微生物によって発酵させて作る堆肥である。
発酵していない肥料を土に混ぜ込んだ時、量の加減にもよるが葉が萎れてしまったり黄色くなってしまう場合がある。
あれは肥料焼けといって、急激に過多な栄養分を与えることによって起こる。
多くの市販の肥料は発酵という過程を特別に踏んでいるわけではないので、肥料の効きは早いけれど効果は長続きしない(その都度買わなくてはならない)。
短い期間の中で急激な栄養分を与えるわけだから見た目の効果はあるが、与える量に気をつけないと逆効果になる場合がある。
人間で言うと塩分を摂り過ぎて口内炎ができるようなもの?だと思う。
ぼかし肥料は一定期間発酵させることによって上質な有効菌の塊となり、肥効が長続きする。
穏やかに効き目があることから「ぼかし」肥料というらしい。


The 'Slow working fertilizer' is compost that ferments an organic fertilizer by the microorganism and makes it.
When you mix the fertilizer that has not fermented with the soil, though it depends on the mixed amount, the leaf might wilt and it become yellow.
This phenomenon is said the fertilizer scorch, and happens because they give the plant a rapidly excessive nutrient.
It doesn't last long the effect though working of the fertilizer of them is early, because a fertilizer a lot on the market doesn't spend long time in fermentation.
I should buy it many times by just that much.
Because a rapid nutrient is given in the short span of time, externals are effective.
But, if we do not take care them about the amount in which the fertilizer is given, we occasionally keep not good.
It thinks like being able to do the stomatitis by taking salinity too much when comparing it with man it.
We can change it into the mass of a high quality bacterium by fermenting the fertilizer at long time.
It is 'Slow working fertilizer'.
The 'Slow working fertilizer' continues slowly the effect, and continues for a long time.
The Japanese name is 'BOKASHI-HI' ('BOKASHI' means 'slowly' in Japanes).


ぼかし肥料を仕込むプランター。: Planter to whom I train fertilizer

使っていないプランターが二つあったので、この中にぼかし肥料を仕込むことにした。
材料と配合比(容量比)は以下。

I decided to train the fertilizer to two planters who had not been using it.
Material and compounding ratio rate is...


  • 米ぬか: Rice bran / 4
  • 油かす: Oil meal / 4
  • 魚かす: Fish meal / 1
  • くん炭: Charcoal / 1
  • なまごみ処理用EM菌入りぼかし: EM Bacterium / 一握り: A little
  • 50℃のお湯200cc: Hot water of 50℃ / 200cc
  • 糖蜜の代わりのシロップ 3個: Molasses
  • 一晩汲み置いた水道水: Tap water that is drawn at night and put
参考:EM菌のある暮らし

EM菌とは Effective Micro-organisms の略、つまり有用微生物の群体である。
材料にはもともと付着している微生物がいるが、EM菌を混ぜることによってさらに発酵の質が上がるという。
なお、僕の畑の管理者でぼかし肥料を作っておられる方に聞いたところ、EM菌はどうも嫌気性であるとのこと。
つまり、なるべく密閉させた容器の中で発酵させた方がよいのだという。

The EM Bacterium is abbreviation of Effective Micro-organisms.
Though the microorganism originally adheres to the material, it is said that the quality of fermentation will go up further by mixing the effective microorganism.
According to the heard story, the effective microorganism seems to be anaerobic.
Therefore, you should ferment it in the container in which it sealed up as much as possible.


ひたすら混ぜ込む。: Mixes and mixes!

プランターを100円ショップの黒いゴミ袋で覆う。
その中に米ぬか、油かす、魚かす、くん炭を少しづつ混ぜていく。
均一に混ざり合うようにしなければならない。
かつおぶしの香りが立ち込めるが、これは魚かすの匂いだ。
材料を混ぜ終えたら、シロップを溶かしておいたお湯と水道水をまぜ、少しずつ材料に混ぜていく
(本当は糖蜜がよいのだけど、手持ちがなかった)。

The planter is covered with the garbage bag with black 100yen store.
I mix rice bran and oil meal and fish meal, and charcoal, EM bacterium with the material little by little.
It should mix evenly.
I smell the smell of the dried bonito.
When you finish mixing the material,
I mix the hot water and tap water that melts molasses, and I mixes it with it as the material.


均一に混ぜられた発酵材料。: Fermenting agent uniformly mixed.

手でぎゅっと握り、: I firmly grip the fertilizer by the hand...

指で押すとポロリと崩れる。これが水分60%。: The fertilizer collapses with [porori] when pushing by the finger.Moisture 60%.

発酵の過程で生じる熱によって悪玉菌が減り、その後から有効菌が増え始める。
水分の具合が悪いと腐敗してくされぼかし肥料となり使い物にならなくなるので、温度はなるべく有効菌が繁殖しやすい60℃、水分は60%に保つ。
ぼかし肥料の作り時は真冬がよいのだという。
温かい時期だと水分調整が難しく、虫が沸きやすいからだ。
気温が高いと発酵が進むので、冬よりは完熟までの期間が短くなる。
とりあえず仕込みはこれでOK。

The number of bad bacteria decreases by the heat caused in the process of fermentation, and the number of good bacteria begins to increase afterwards
Because the fertilizer rots when the condition of moisture is bad, the temperature is 60℃ to which good bacteria breed easily as much as possible, and moisture is kept 60%.
It is said that the midwinter is good at the time of making the fertilizer.
It is because the insect boils easily when it is warm time the moisture adjustment is difficult.
The period until ripening into full maturity shortens more than winter because fermentation advances when the temperature is high.
The training of the fertilizer is OK.


森林地帯を歩いている時、すこし甘酸っぱい匂いがする。
そして、良い土からは、森林地帯を歩いている時のような匂いがする。
それは有効菌の匂いであり、土そのものであるのだ。
ぼかし肥料もうまくいくとそのような匂いがするみたいだ。

When walking in the weald, we smell a sweet smell a little.
And, we smell the smell when walking from a good soil in the weald.
It is fragrant of an effective bacterium, and it is a soil.
When the fertilizer making goes well, we can smell the smell.


ビニールで覆う。: It covers with the vinyl.
さて、せっかくなので、Arduinoで発酵熱を計測することにした。
どうせならリアルタイムに計測値がみれるように、次回は環境データ共有サイト『 Pachube (パッチベイ)』にデータをアップロードしてみることにする。

I decided to measure the fermentation heat by using Arduino.
I want to have the measurement value can seen in real time.
I will up-load data to the environmental data common site 'Pachube'.



2010年9月11日土曜日

農夫になる日 -3 堆肥作りに不具合発生


先々週から地道に作り続けている堆肥。
先週、土を切り返した時に放線菌(有効菌)が発生していたので安心していた。
しかし本日、農業指導員のIさんの指摘を受けた時にミスをおかしていたことが判明した。


ビニールを剥がした後の堆肥の山。
この一見順調にみえる堆肥の発酵具合がおかしいことに気付いたのは、山に鍬を入れて土の切り返しをした時である。


先週は土に鍬を入れるごとに見えていた放線菌がいっこうに見当たらない。
それに、むせ返るような牛糞堆肥の匂いがまったくしなかった。
堆肥の山に手をやると、火傷しそうになるくらい熱い。


先週の講義によると、うまく発酵がすすめば放線菌は姿を消して山の土の温度も下がるが、匂いは消えないはずである。
しかしまだ堆肥を仕込んでから二週間しか経っていないし、土の温度は下がっていないので、完熟したわけではない。
疑問に思って土を切り返してうちに、どうも土の質が以前よりも粘土質に近づいていることに気付いた。
鍬を入れると、鍬の先に土がねっとりとくっつく。
それに土の中がどうも青っぽい。

農業指導員のIさんに見てもらうと、どうも堆肥に仕込んだ水分が多すぎたようである。
そのせいで土は発酵というよりも腐敗してしまったようなのだ。
堆肥の山の水分は60%に保つのが理想である。
そしてその状態は『土をギュッと握ると固まるが、指で押すとパラリと崩れる』程度というが、素人にはいまいち解りにくい。
多すぎるに超したことはなかろうと堆肥一山にバケツ3杯の水を仕込んでしまったけれど、それが間違っていたようだ。
Iさんが言った。

「もう一度山を作り直したほうがいいですよ。」


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失敗した堆肥の山を区画の四隅に避けて、余った土を再び耕した。
今週の中頃に来た台風9号のおかげか、乾いてみえるのは土の表面5cmくらいで切り返すとすぐに湿った土が見えた。
初めて耕した時とちがってずいぶん切り返しが楽である。
スコップがザックザックと入るので、およそ1時間程度で堆肥用の土の山を作る事ができた。
再び、米ぬかと腐植土を混ぜ込む。

先週から畑をやり始めたKさんから、堆肥に混ぜ込む肥料の役割を聞いたのでメモ。

■堆肥に混ぜ込む肥料の役割

  • 米ぬか:土の中の微生物の餌になる。土の表面に残しておくとアリが食べてしまうので、きちんと土の中に混ぜ込まなくてはならない。
  • 牛糞堆肥、腐植土:微生物が増える為の温床となる。

作り直した堆肥の山。

山から土を一すくい。
Iさんに土を見てもらうと、水分を混ぜ込まずにこのまま堆肥の山にビニールをかけてしまってもよいという。
台風のおかげか、水分の含み具合が丁度よいらしい。
写真の状態が『水分60%』。

土をギュッと握ると固まる。


指で押すと、パラリと崩れる。

思っていたよりさらさらの状態なので驚いた。
これが60%であるならば、先週の切り返し時にはおそらく90%近い水分を混ぜ込んでいたのではなかろうか。


完成。
水分を抜けばもう一度やりなおせるとのことで、区画の四隅には失敗した前の堆肥を敷いた。

またこれから三週間は様子見です。

2010年9月5日日曜日

農夫になる日 -2 畑に関する基礎知識


今日はマイファームの『秋冬野菜・座学講座』に行って来た。
農業指導員の方は畑には週二、三回くらいは来て頂けるが、時間帯が合わなかったりしてなかなか会えなかったりする。
まだ畑に触り始めたばかりの僕のような人間にとっては、日頃から聞きたかった知識をまとめて教えてもらえるよい機会である。
以下、忘備録と情報の蓄積も兼ねて。


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ノート(畑に関する基礎知識)
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畑に来たらまずやること

  • 観察する。畑全体をよく見て回る。歩き回るだけでなく、しゃがんで葉の裏や茎の太さ、色などもよく観察する。茎の下の方は、土中の栄養素と水分をやり取りしている箇所なので作物の状態が比較的見えやすい。
  • 水分補給水分は上からかけずに根がある箇所(地面)に直接やる。葉に水滴を当てない。
  • 異常の早期発見。異常を見つけたらすぐに適切な処置をする。
    1. 害虫の駆除。
    2. 病気になった箇所、株の削除。
    3. 余計な枝葉の剪定と間引き。例えば、トマトなどは放っておくと茎と葉をどんどん延ばして他の枝と競争するということになる。わき芽を見つけたらすぐに手で取り除く。はさみを使うと、病原菌などを移してしまうことがある。
  • 観察ポイント。
    1. 日照:あまり日光を当てないと、光を求めて茎は上へ上へと伸びて行ってしまう。結果、上の方の葉に邪魔されて下の方の葉に日光が当たらずに他の作物の茎も伸びるという悪循環が発生する。
    2. 空気
    3. 栄養
    4. 風通し
    5. 雑草:雑草の根は目的の作物が根を延ばす空間を狭めてしまう。マルチなどをして日光を遮断し、雑草を生やさないようにする。
苗選びのポイント
  • 茎が太いものを選ぶ。太ければそれだけ栄養素と水分を上に上げる事ができる(トマトは例外)。
  • 節と節の間が短いものを選ぶ。節間とは、本茎から分岐した枝の付け根と付け根の間の長さの事。
  • 同じ葉の枚数であるならば、葉の小さい物を選ぶ。葉を構成する要素数は、実はすべて同じ数である。そのため、大きい葉であるとその分だけ葉の構成要素の間にスキマがあり、そこに病原菌が入りやすくなる。葉が小さいとその分だけ厚みがあることになるし、下の方の葉にも光が当たりやすくなる。
土つくりに関して
  • 水をつかむような粒子構造をもつ土を作る。すぐに地下に浸透しないで、畑の土全体にまんべんなく水分がいき通り、水分を保持し続ける。
  • 朝霞の土はもと水田なので粘土質の土である。水はけはあまりよくなく、台風や集中豪雨の後は水たまりが出来やすい。もし水が引いたとしても、土の浅い深度の階層で水分が溜まっている事があるので、そのような時には畑に深い溝を掘って、土の中の余計な水分を逃がしてやる必要がある。
堆肥作りについて
  • 土の粒子が細かくなるように畑を耕した後に、腐植土と米ぬかと鶏糞を混ぜ込み、山を作る。水分を加え、水分が蒸発しないようにビニールマルチで覆いをしてやる。
  • まず始めに増殖するのは病原菌である。病原菌は作物には有害だが、土を構成する要素としては必要な物である。
  • 病原菌の増殖のピークが過ぎると、次に有効菌が発生する。これが作物に必要な微生物である。土を見て白い菌糸が確認できれば、有効菌が順調に発生している証拠である。有効菌が発酵を即すに連れて、土の温度はどんどん上がり続け、発酵臭も増す。時々、ビニールを剥がして堆肥の山を切り返してやる。これは、空気を入れ替えるためと、上がり続ける温度の調整のためである。水分60%、温度60℃を保ち続けるのが理想。
  • 最後に、青カビなどの細菌が発生する。
  • 堆肥は、この三種類の微生物の数が落ち着き、土の温度が上がらなくなったら完熟となる。有効菌が出す発酵臭が匂うのが望ましい。土の匂いとは、有効菌の発酵臭そのものだからである。


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本日の畑作業開始。
ビニールを剥がし、堆肥に水分を混ぜ込み、山を切り返す。


堆肥の山の表面に放線菌(有効菌)のだす白い菌糸を発見した。

山を切り崩した内部。
山を切り崩すと、土はざっくりと大きな塊になって崩れる。
土自体は柔らかくなっているものの、やはり粘土質の土であるせいか、土の粒子同士がくっつきやすい。
堆肥が完熟すれば、土も細かくなるという。

ここにも菌糸が張っている。
とりあえず発酵は順調のようである。

2010年9月4日土曜日

ベランダ菜園 -4 堆肥作り


途中放棄しかけたベランダ菜園だけど、もう一度チャレンジ開始。
以前使用したプランターの土は、きちんと対処すれば捨てる事なくもう一度使用できるということを知った。
自然のフィールドにある土と異なり、プランターの土は放っておいて肥沃になることはまず期待できない。
以前育てた野菜の種類に寄って土中の栄養素が偏った状態であり、かつフィールドでは拡散されるはずの病原菌の類いが圧縮されて増幅している可能性もあるので、適切な処置を施した上で再利用しなければならない。

梅雨開けごろにたまたま本屋で見つけた雑誌『男の隠れ家 2010年 07月号』で農業特集をやっていた。
これから農業をやってみようという人にはうってつけの特集で、貸し農園や自宅農園の情報など、人それぞれのスターティングガイドを始め、土の基本的な知識や野菜の特徴、農具の使い方など、結構細かく記載されている。
その中で、プランター土の再生方法というのを見つけた。

■プランター土の再生方法
  1. プランターの土をフルイにかけて大きい石ころや細かい根っこ類を取り除く。
  2. その土に、5%の割合で腐植土と米ぬかと鶏糞を混ぜ込む。
  3. 水分補給。手でギュッと握った土がかるく固まる程度の水分を混ぜ込む。
  4. ビニールに入れ、日光の当たる場所に2ヶ月ほど置いておく。時々土を切り返してやると、よりよく発酵が進む。
  5. 土をかき混ぜて、匂いがしなくなったら完成。市販のプランター用の土と半々くらいにして使う。
※大きめのプラスチック容器とプラスチックスコップがあると作業がはかどります。

上記内容をもとに実は7月半ばごろからプランター土の堆肥作りをしていたのでした。
設置しておいたビニールの封を開けてみると、仕込んだ時に匂った土の匂いがまったくしない。
かき混ぜてみると、土の奥のほうからもわっと匂ってきたが、おそらく溜まっていた発酵ガスが抜けているのだろう。

ホームセンターで買って来たプランター用の野菜培養土と半々に混ぜて、大きめのプランターを三つ、ベランダにセットした。
ここにはハーブ類を植える予定。


2010年8月29日日曜日

農夫になる日 -1 土を耕して堆肥を作る


先週末から農地を借りて、地道に土を耕している。
今年の四月に地元の区民農園に応募してみけれど、倍率が高かったのか落選した。
それ以来、いつかまた始めよう始めようと思いながら半年近く経ってしまったので、運動不足の解消も兼ねてそろそろ始めようと思い立っていろいろ調べるうちにマイファームという貸し農園を見つけた。
農園のポリシーとしては
  1. 化成肥料は使わずに有機肥料のみ。
  2. 最低1年間は続けてみようという契約。
  3. 農具と肥料は用意してあり、週に二、三回は管理人の方が農業指導をしてくださる。
区民農園は基本的に格安で1年間農地を借りることができるが、不特定多数の人が使うので、土の質が心配だ。
その点マイファームでは有機肥料のみ使用可という制限を設ける事で、ある程度は土の質が保証されている。
始めはもちろん自分の農地の土を自分で作っていかなければならないけれど、週数回、農業指導員によるアドバイスも受けられるので初心者には取り組みやすいかもしれない。

それまで農業は未経験ではないにしても、積極的にやってみたことはなかった。
一応家のベランダでいろいろやってみたけれど、ほとんど失敗してしまった。

■ベランダ栽培歴 4ヶ月
  • ミニトマト:皮が厚く、すっぱくて食べるに値しなかった。もっとおいしくする方法があるのだろう。
  • ミント各種:おいしいミントティーを飲む為に作ったが、アブラムシにやられた。
  • ホーレンソウ:葉がならずに茎だけ以上に伸びてしまい、枯れてしまった。
  • モロヘイヤ:同上
  • サツマイモ:植え込んだ後に徐々に膨らんで行く栽培袋を眺めて、スイートポテトでも作ってやろうと想像を膨らませていたが、掘り出してみたら根っこだけであった。
  • ゴーヤ:いくつかできたが、いつも収穫がおくれ、会社から帰って来たら黄色くなっていた、もしくは実がはじけていた。収穫した唯一のものでゴーヤチャンプルーを作ってみるも、知人に「あ、ごめん、これゴーヤチャンプルだったの?お肉の方が多かったので肉炒めかと思った」と言われショックを受ける。
  • パセリ:いくつかできたが、いつも収穫がおくれ、会社から帰って来たら…以下略。

これからは食物も含めていろいろなものが値上がりしていくという不安がある。
とくに都会では顕著だけど、お金をださないと物の質は保証されなくなっていって、生活の質の悪化はまず確実に食料に現れる。
一人暮らしを始めた時期に、スーパーの野菜の値段と質がかなり上下することに驚き、それまで母親の作ってくれたご飯の栄養バランスを思い出してしみじみ感謝してしまった経験のある方もおられるでしょう。
とりあえず今の半分くらいは自産自消できるくらいの正確な農業技術を知りたいなあということで、住んでいる場所からはちょっと遠かったけれど契約することにした。



農園風景。
全部で90区画あり、ひと区画あたりだいたい15㎡。
もとは水田であり、10年近く放置されていた場所だった。
マイファームがこうした耕作放棄地を地主から借受け、農園として貸し出している。

借りた区画。
農具置き場兼休憩小屋と簡易トイレのすぐ近くにある。
水道から近いので、水やりも他の区画と比べて楽である。
写真は、耕した後に堆肥の山を作ったところである。
まずはすべての基礎となる土作りからやらなければならない。

草取りをし、スコップで土を掘り返してから肥料と土を土に混ぜ込んで堆肥の山を作る。
この猛暑でただでさえ固い元水田の土がカチカチに固まっていて、スコップを跳ね返してしまう。
区画全部の草取りと耕起が終わっても、土の粒が大きく、スコップと鍬で少しずつ細かく砕いて行かねばならない。









管理人のIさんに教わった堆肥の山の作り方は以下。
  1. よく耕した土と、堆肥、腐葉土、鶏糞、若干多めの米ぬかを混ぜて山を作り、水分を加えます。(土をぎゅっと握って手を開いたら、少しの後にほろっと崩れる程度の水分量)。
  2. 水分保持の為に丈夫なビニール袋(100円ショップなどで売られているブルーシートなどをご用意されるとよいかと思います)を被せて、風でとばされないように土などでまわりと押さえます。
  3. 1週間毎に水分調整をしつつ、切り返します。
  4. 3週間後、よく発酵した自家製堆肥の完成。
肥料は全部で以下を使った。
  • 牛糞堆肥 × 3
  • 腐植土 × 2
  • 米ぬか × 0.9
  • 鶏糞 × 0.2
水分に関して。
土が粘度質であるせいか、表面からかけただけでは中までしみ込まないないので、堆肥の山のてっぺんを火山のカルデラのように崩し、そこにバケツの水を入れ、徐々にかき混ぜながらもう一度山を作るようにした。
その後に素早くビニールの透明マルチをかぶせて、ひとまず完了。

畑の土。
結構粘って砕き続けたおかげか、かなり細かくなった。
水を加えてしばらくすると、かなりフカフカの土になる。

農具置き場兼休憩小屋。
農業に必要な一通りのものは置いてあるので、畑に行く時は着替えのみでよい。
草木に囲まれているのにあまり蚊がいないのが不思議だった。

とりあえずの目標は、冬の鍋に入れるものを作る事かな。
これから1年間、体力と気力が続くまで頑張ってみようと思います。