2011年1月3日月曜日

畑の造成


< 造成と栽培 >
キーホールガーデン:
キーホールガーデン
パーマカルチャーでいうキーホールガーデン。
円形の畝の真ん中に鍵穴のような作業スペースを設ける。
真ん中に居ながら、すべての畝に手が届き、作業がしやすくなる。
また、鍵穴スペースに風や雨で運ばれてきた落葉などが溜まりやすく、畑の栄養分を集めやすい。
直線型の畝ではないので、混植に向いているといえる。
コンパニオンプランツの効果を試したくて造成してみた。
キーホールガーデンの直径は2.5m〜2.8m、鍵穴の直径は90cm〜1mが理想だが、ここでは3mにした。

池:

畑の敷地内に造成した池
パーマカルチャーにおいては、池は以下のような利点があるとされる。
  • 多様性の維持。畑のみと比べ、動植物の種類が増える。害虫を食べるカエルやイモリなど、コンパニオンアニマルを呼び寄せる。
  • 水生の植物(レンコンやヒシ)なども栽培できる。
  • 池の水、石が周辺の温度を一定に保つ。日中温められた水や石は、日が暮れて気温が下がってもある程度保温作用が働く。
以下の材料で造成する。
  • 古タイヤ。片面を切り落として池の外枠にする。
  • ケト土。水生植物が腐食した土。
  • 防水シート。庭池専用のものでなく、100円ショップの透明ゴミ袋で十分。水が漏れないように2枚重ねにする。
  • 外縁を囲む石。なるべく平たくてちょっと大きめの石。
  • 水準器。池の外枠を水平確認に使用。
造成手順。
  1. まず深さ60cm〜80cmの穴を掘る。
  2. 防水シートを穴の形に沿って張る。
  3. 防水シートの内側に古タイヤを設置する。水準器で水平確認。防水シートは古タイヤから少しはみ出すくらいがいい。
  4. はみ出した防水シートの上に外枠の石を並べていく。隙間には土を詰める。
  5. ケト土を古タイヤと池底に詰める。
  6. 水をいれて完了。
今回は水準器を使わずに造成したので多少池の外縁が斜めになっている。
管理人のIさんにメダカを6匹もらって池に放したが、1週間後には水面に姿を見せなくなった。
死ぬと水面に浮いてくるはずなので、おそらく野良猫にやられたと思われる。
池の水は日中では蒸発するので、毎週通うたびに10cmほど低くなる。
雨が降った週でも数cm下がるので、毎週新しい水道水を補充する。
春になったらレンコンを植えてみようかと思う。

畝:
管理人のIさんにキーホールガーデンについて話した時、管理が大変になるとのコメントを頂いた。
確かにこのような円形だと害虫避けのトンネルも張れない。
コンパニオンプランツでの混植だけでは不安だったので、普通の直線型の畝も作る事にした。

堆肥の山:

コンポスト(堆肥)。
畑の敷地内に一カ所だけでも堆肥を作るスペースを作っておくと便利だ。
収穫した後の畝にその都度混ぜ込んで行けば少しずつ土の質も良くなっていく。
種蒔きと同時に米ぬかと油かすで一山しこんでおく。




10月3日。敷地内の造成と種蒔き、苗の植え付けを行った。
10月11日。
10月11日。
10月23日。苗は根を活着させ、その他の種も発芽している。
10月31日。成長が早い。芽の間引きに勤しむ。
11月6日。このあたりでそろそろコマツナが収穫できる。
11月21日。
12月31日。大晦日。ダイコンとチンゲンサイとカブを収穫。

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