2010年5月2日日曜日

フィールドノート 徳願寺周辺-2



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■徳願寺南方面行きバス
静岡駅北口バス停4番 しずてつジャストライン 中部国道線。
丸子団地入口下車徒歩20分。
静岡駅北口発は始発 7:07。最終 21:42。

ルート3 津島神社出発地点まで道ばたを歩いていて発見したオブジェクトと線路。
昨日の山の斜面で見つけた線路はこれらしい。
荷運び台みたいだが、エンジン部分が見当たらない。ということは、これはエンジンに繋げて引っ張る形式なのか。

これは、エンジン部分の雨よけの囲いだろうか。

滑車部分細部。

気になったので、線路にそって行く事にする。

裏のギザビザの部分は線路に固定されている。

山の斜面の方に向かって行きます。


10分ほど登ると、道路に突き当たった。
線路は道路の上に続いているように見える。

犬が道路から僕に向かって吠えている。首輪が見えるので飼い犬だろう。道路の上の斜面から、吠える犬に向かって誰かが叫んでいる。

『クロ!やめーさい、やめーさい…!』

飼い主の方のようだ。

コンクリートの斜面に沿った階段から道路に上がると、線路がそこで途切れていた。
荷運び滑車の停車場だろうか。

『ごめんなさいねー。遊んでもらえると思って嬉しがって』

斜面の上から先ほどの声がして振り向くと、先ほどの線路が上の斜面にも続いていて、その先から誰かが何かに乗って降りてくる。



ニッカリ モノラック
昨日山の斜面で見つけた線路の正体は、このモノラックでした。
農業用の斜面荷運びモノレールで、写真のものでは重量は100kgくらいまで。
だいぶ昔の型のようで、本当は人が乗ってはいけないのだけれど、斜面の農作業は体力的にきつくてこれがないとやっていられないのだそうだ。

滑車部分細部。

滑車部分細部。

徳願寺の北東方面の斜面ではあまりおめにかかれなかったが、南東方面では斜面がゆるくて農作業に適しているらしく、山の斜面のいたるところに停車場がある。



斜面のお茶畑。青々として、美しい。

■津島神社
山の麓の斜面にある、木々に囲まれた閑静な神社。
木漏れ日が心地よく、神社の階段でしばし休息。


これはまだ現役で使われているのだろうか。
ロープウェイのように、山の斜面の中腹まで吊り縄が延びていた。

2010年5月1日土曜日

フィールドノート 丸山展望台周辺・静岡駅周辺


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■丸山展望台
徳願寺より北に山沿いの道を徒歩15分。
静岡市をほぼ全部見渡せる展望スポット。





旅のノート箱。
中に筆記用具とノートが置かれていて、ここを訪れた人達が思い思いの言葉を書き連ねる。

太陽電池と風力発電と蓄電池を置き、Arduinoで定点観測しても面白いかもしれない。
データはXbeeで市街地まで飛ばし、ネットにアップする。

■みかんの木
山道のところどころにみかんが落ちている。
収穫していそうもないし、もったいないのでひとつちぎって食べてみた。
ちょっとすっぱいけど、八百屋のみかんと変らない味がした。

みかん電池とか作れば面白いかもしれない。

■荷運び用の滑車?
これも、徳願寺のある山の斜面のところどころにあるオブジェクト。
斜面を利用した畑が多いのでこのような機械がないと仕事にならないのだろうか。

斜面で見かけた機械のだいたい3分の1ほどは錆びていてメンテナンスされている様子がなく、すでに使われていないように見える。
滑車が置いてある鉄板の足場も、ちょっと危なくて乗ってみる気にはならなかった。

滑車の吊り縄が森の奥に延びている。
この吊り縄を利用して、なにかをつり下げるような動くオブジェクトを作れないだろうか。
吊り縄の途中でそれが故障したら困るけど、例えばこの吊り縄を伝って行くLEDライトで光る物体を作ったら、夜見るとUFOみたいに見えるかもしれない。

■『大村バー』
午後八時。
街へ降りて歩いている時にみつけた看板。

■青葉おでん街。
五、六人が座れば満席になってしまうような小さい軒先カウンターのおでん屋が連なる、静岡名物の青葉おでん街。

観光客だけでなく、地元の常連さん達も多くくる。
アットホームな感じ。

瓶ビール 700円、おでんは一串一律百円。適当に注文して、串の本数でお勘定する。
大根が美味しかった。

フィールドノート 陶芸 呑舟庵 / Cafe なまづや

■『陶芸 呑舟庵
・〒421-0101 静岡県静岡市駿河区向敷地656
・Cafe なまづや
    + 営業時間 11:00〜17:00
    + 定休日 毎週月火
    + メニュー
・GALLERY/陶芸 呑舟庵
    + 陶芸教室
        + 水曜日 13:30〜15:30
        + 土・日曜日 13:30〜17:00

徳願寺の山の麓に佇む、陶芸家清水邦生・知子夫妻のCafe兼陶芸工房。




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直進プロジェクトのために松雲寺の裏手のルート入り口を探していた時、看板が目に止まった。

入り口から入ると、外の熱さがふっと和らいで、ひんやりした空気が立ちこめていた。
古民家を改装した陶芸アトリエ兼Cafeだった。
入り口の土間で靴を脱いで奥の部屋にいくと、畳の上に広がった木製のテーブルに座っていた近隣の住民の方々が一斉にこちらを向いた。

手作りの木製の棚のあちこちに陶器が飾ってある。
陶芸家の清水邦生さん・知子さん夫妻の作品。

知子さんが接客に来た。
天井は裏板を外し、吹き抜けにしたそう。夏はとても涼しそうだった。
このような作りにしたら冬は寒くないのだろうか。確かにちょっと寒いとのことだが、ガスストーブを使えば耐えられないほどではないらしい。
古民家カフェを開いた経緯は、ある程度の期間このあたりに住んでいた時に知り合いの農家の方にこの家を借りてみないかと進められたからだそうだ。
家をある程度維持するかわりにとても安く借りることができたので、ちょっとだけ手を入れてアトリエ兼Cafeにしたとのこと。









自家製梅ジュース 450円。
三種のケーキの盛り合わせ 480円。
大変美味しかったです。

フィールドノート 徳願寺周辺


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■『サウナしきじ
静岡駅南口バス停22番 しずてつジャストライン 石田街道線。
最終便が22時過ぎなので注意。
登呂コープタウン入口下車徒歩3分。
東名高速道路をくぐって三つめの信号、静岡銀行を左に曲がると看板が見える。
土日は入浴料1400円+宿泊代1400円。
風呂とサウナは充実している。ジャグジー風呂や、ミネラルを含む水風呂(汲んで飲める)など。
タオルや洗面器具、石けんやシャンプーなど(無料)が一通り揃っており、ロッカーも大きい。
手ぶらでいって休める。
マッサージ有り(有料)。
宿泊スペースは大広間に倒せるシートが並んでおり、そこで寝る。布団になれている人は慣れないと寝付けないかもしれない。
一度チェックインしたら、チェックアウトまでは外出禁止。
個人旅行で適度に快適で安く済ませたかったらここが一番安い。
4/30(金)
今回の宿泊場所。
ゴールデンウィークが始まって道路は渋滞、静岡駅に付いたのは夜中の2時半だった。
バスはとっくに終わっていたので、静岡駅南口から歩く。だいたい35分くらい。

■阿部川より徳願寺を望む

5/1(土)
八時起床。
朝風呂に入った後、チェックアウト。徳願寺に向かう。

■徳願寺行きバス
静岡駅北口バス停4番 しずてつジャストライン 牧ヶ谷線。
長田北小学校前下車徒歩30分。
静岡駅北口発は始発 8:17。最終 20:07。


■松雲寺入り口。今回の直進プロジェクト ルート2 の入り口。
どのように近隣住民の方々にさとられずルートへ侵入するか考えながら歩いていた。
道を何度も行き来し、デジカメで山の写真などを撮るフリをしながら松雲寺の裏手の墓地へ行ってみたが、たまたま寺の住職と思われる方とその息子さんがお墓周辺の草取りをされていたので諦める。
出発ルートが墓場からというのもあんまりだから、なんて納得して、再び歩いていくと山の麓の駐車場を見つけた。
ここでも山の斜面のお茶畑で所有者の方が畑の整備をしておられた。
しばらく滞在して様子をみることにする。

斜面の石に腰掛けて空を見上げると、雲がひとつだけゆっくりと西の空に流れていた。
水筒の水を飲んでそのまましばらく頭を空にしてなにも考えないように努めてみると、
少しづつお茶畑の話し声が遠のき、小鳥のさえずりと風で揺れる草木のざわめきが聴こえて来た。

小一時間くらい待ったが、畑から人声が止む気配はない。
とりあえずルート1に向かう事にする。

GPSを使用し、フィールドを直進する 静岡県徳願寺

GPSを使用し、フィールドを直進する 静岡県徳願寺

Arduino × GPSを使用し、実際にフィールドを直進してみました。
場所は静岡県の徳願寺を囲む山の斜面です。


■直進プロジェクト概要
・地図上で直線を引く
・引いた直線を、実際に歩く

あらかじめ進むルートの緯度・経度を地図に書き込んでおき、Arduino × GPSで緯度経度を確認しながら進みます。
自然の中で、まっすぐに進むことによって起こる予想外の出来事に対し、どのような行動がとれるのかを考えてみる、という目論みがあります。
とはいえ、それ以前に注意するべきことはいくつかあり、真っ先に思い当たるのが近隣の住民の方々の目であります。
今回のルートは出発点が居住区の片隅にある神社であるために、まず人目を忍んで林の中に分け入って行くという作業が発生するのですが、
これが結構困難です。東京で想定してきたルートは三つあるのですが、そのうちの一つは上記の理由で諦めざるを得ませんでした。
そしてもう一つは怪我をしないこと。一応簡単な救急セットは持って行きましたが、足を滑らせて木の枝が身体に刺さる、転がって頭を打つなどの事態は絶対に避けねばなりません。
すこしでも命の危険を感じる場所は迂回することにしました。



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※このコンテンツを観るには、Google MapにGoogleEarthプラグインをインストールしてください。
google map の左メニューで『New! Earth ビューを使って地図を 3D でみてみよう。』をクリックしてダウンロードされたdmgファイルを解凍後、
「Google Earth」のエイリアスフォルダが出来ます。クリックして表示されたアイコンを、『/ライブラリ/Internet Plug-Ins/』にコピーすると、インストールできます。


■ルート3 松雲寺ルート 入り口
午前11時に到着。このルートは、入り口の斜面がお茶畑と隣接しており、畑の持ち主の方が葉の採取をしておられました。
歩いて行けば必ず目に入ってしまう為、しばらく段々畑の見物を装って様子を伺いましたが、一時間待った末に諦めました。



■ルート1 伊勢神明宮神社ルート 入り口
午前12時に到着。このルートはこじんまりとした人気のない神社が出発点となっています。
神社にお賽銭を投げ、無事に直進できるように祈ります。


緯度34.576132、経度138.3154。
Start地点の雑木林。

緯度34.576174、経度138.213060。
小川が流れる。この程度ならば飛び越えて行くことができます。

緯度34.576197、経度138.213012。
少し登ったところには、お茶の畑が広がっていました。

緯度34.576069、経度138.212766。
竹林のエリアに入ります。

緯度34.575994、経度138.212488。
なんらかの線路?を発見しました。どうやら斜面の下の方から延びています。鉄製で錆びていました。

緯度34.575990、経度138.212519。
石垣が組まれています。なんらかの作業場であったのだろうか。

緯度34.575880、経度138.212518。
線路の続く先に、なにやら人工物を発見しました。小屋のようです。

緯度34.575749、経度138.211934。
木造でかなり古く、現在使われている様子がありません。
竹の切り口にたまった水にボウフラが湧き、当たりには蚊が飛び交っています。

緯度34.575749、経度138.211934。
小屋の入り口。まったくもって、入る気が湧いてきません。

緯度34.575749、経度138.211934。
ちょっと振り返って。

緯度34.575749、経度138.211934。
小屋の入り口にあった、なんらかのオブジェクト。線路と関係があるのは間違いないと思われました。

緯度34.575708、経度138.211918。
線路は続く。

緯度34.575712、経度138.211909。
飛び交う蚊を撃退しつつ。

緯度34.575718、経度138.211797。
竹林を抜けたところから、Goal地点の徳願寺入り口が見えました。

緯度34.575723、経度138.211745。
斜面に生えていた鳥のような竹。

緯度34.575577、経度138.211695。
斜面を登りきり、振り返る。

緯度34.573203、経度138.210579。
徳願寺に辿り着く。


出発から到着まで、およそ45分ほどかかりました。撮影と手書きの位置情報メモ作業がなければもっと早く登る事ができたでしょう。
後々編集してみると、GPSの位置情報も地図に書き込んでおいた値と結構ずれていてあまり当てにならなかったので、
おおよその方角のみ当たりを付けて進みましたが、やはり真っすぐに進むのは難しい。

Arduino × GPSフィールドノートを片手に、デジカメで撮影しながらというのは不安定で危ない。
GPSを手書きでメモしていく時点であまり賢い選択ではないのは解っていましたが…。
今度からはきちんとGPSロガーを実装していくことにします。
フィールドでは、必ず両手がフリーの状態が望ましい。