Arduino × GPSを使用し、実際にフィールドを直進してみました。
場所は静岡県の徳願寺を囲む山の斜面です。
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■直進プロジェクト概要
・地図上で直線を引く
・引いた直線を、実際に歩く
あらかじめ進むルートの緯度・経度を地図に書き込んでおき、Arduino × GPSで緯度経度を確認しながら進みます。
自然の中で、まっすぐに進むことによって起こる予想外の出来事に対し、どのような行動がとれるのかを考えてみる、という目論みがあります。
とはいえ、それ以前に注意するべきことはいくつかあり、真っ先に思い当たるのが近隣の住民の方々の目であります。
今回のルートは出発点が居住区の片隅にある神社であるために、まず人目を忍んで林の中に分け入って行くという作業が発生するのですが、
これが結構困難です。東京で想定してきたルートは三つあるのですが、そのうちの一つは上記の理由で諦めざるを得ませんでした。
そしてもう一つは怪我をしないこと。一応簡単な救急セットは持って行きましたが、足を滑らせて木の枝が身体に刺さる、転がって頭を打つなどの事態は絶対に避けねばなりません。
すこしでも命の危険を感じる場所は迂回することにしました。
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より大きな地図で 徳願寺周辺 を表示
※このコンテンツを観るには、Google MapにGoogleEarthプラグインをインストールしてください。
google map の左メニューで『New! Earth ビューを使って地図を 3D でみてみよう。』をクリックしてダウンロードされたdmgファイルを解凍後、
「Google Earth」のエイリアスフォルダが出来ます。クリックして表示されたアイコンを、『/ライブラリ/Internet Plug-Ins/』にコピーすると、インストールできます。
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■ルート3 松雲寺ルート 入り口
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午前11時に到着。このルートは、入り口の斜面がお茶畑と隣接しており、畑の持ち主の方が葉の採取をしておられました。
歩いて行けば必ず目に入ってしまう為、しばらく段々畑の見物を装って様子を伺いましたが、一時間待った末に諦めました。
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■ルート1 伊勢神明宮神社ルート 入り口
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午前12時に到着。このルートはこじんまりとした人気のない神社が出発点となっています。
神社にお賽銭を投げ、無事に直進できるように祈ります。
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緯度34.576132、経度138.3154。 Start地点の雑木林。 |
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緯度34.576174、経度138.213060。 小川が流れる。この程度ならば飛び越えて行くことができます。 |
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緯度34.576197、経度138.213012。 少し登ったところには、お茶の畑が広がっていました。 |
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緯度34.576069、経度138.212766。 竹林のエリアに入ります。 |
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緯度34.575994、経度138.212488。 なんらかの線路?を発見しました。どうやら斜面の下の方から延びています。鉄製で錆びていました。 |
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緯度34.575990、経度138.212519。 石垣が組まれています。なんらかの作業場であったのだろうか。 |
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緯度34.575880、経度138.212518。 線路の続く先に、なにやら人工物を発見しました。小屋のようです。 |
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緯度34.575749、経度138.211934。 木造でかなり古く、現在使われている様子がありません。
竹の切り口にたまった水にボウフラが湧き、当たりには蚊が飛び交っています。
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緯度34.575749、経度138.211934。 小屋の入り口。まったくもって、入る気が湧いてきません。 |
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緯度34.575749、経度138.211934。 ちょっと振り返って。 |
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緯度34.575749、経度138.211934。 小屋の入り口にあった、なんらかのオブジェクト。線路と関係があるのは間違いないと思われました。 |
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緯度34.575708、経度138.211918。 線路は続く。 |
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緯度34.575712、経度138.211909。 飛び交う蚊を撃退しつつ。 |
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緯度34.575718、経度138.211797。 竹林を抜けたところから、Goal地点の徳願寺入り口が見えました。 |
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緯度34.575723、経度138.211745。 斜面に生えていた鳥のような竹。 |
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緯度34.575577、経度138.211695。 斜面を登りきり、振り返る。 |
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緯度34.573203、経度138.210579。 徳願寺に辿り着く。 |
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出発から到着まで、およそ45分ほどかかりました。撮影と手書きの位置情報メモ作業がなければもっと早く登る事ができたでしょう。
後々編集してみると、GPSの位置情報も地図に書き込んでおいた値と結構ずれていてあまり当てにならなかったので、
おおよその方角のみ当たりを付けて進みましたが、やはり真っすぐに進むのは難しい。
Arduino × GPSフィールドノートを片手に、デジカメで撮影しながらというのは不安定で危ない。
GPSを手書きでメモしていく時点であまり賢い選択ではないのは解っていましたが…。
今度からはきちんとGPSロガーを実装していくことにします。
フィールドでは、必ず両手がフリーの状態が望ましい。
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